2008年01月16日

『リボンの騎士』(アニメ作品及びミュージカル作品)

★『リボンの騎士』(リボンのきし)は、手塚治虫の漫画及びそれを原作とするアニメ作品及びミュージカル作品である。手塚の少女漫画の代表作でもある。

天使チンクのいたずらにより、男の心と女の心を持つ、サファイア王女(王子)をヒロイン(ヒーロー)にした作品である。手塚自身が幼少の頃親しんだ宝塚歌劇の影響を強く受けていると考えられ、モデルは淡島千景と言われている。淡島が一度だけ男役を演じた舞台をたまたま手塚が観劇し、それをヒントにサファイアを考え出したという。奇しくも主役の声を担当した太田淑子も宝塚歌劇団出身である。作品の出自によるものか、今作を元にしたミュージカル公演が数回行われている。



posted by abelu at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ブラック・ジャック』(作品に登場する主人公の医師のニックネーム)

『ブラック・ジャック』は、1973年11月19日号〜1983年10月14日号にかけて『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載(1979年以後は読切掲載)された手塚治虫の漫画作品。医療漫画の元祖かつ金字塔とされる。また、その作品に登場する主人公の医師のニックネームである。略称はBJ。

主人公は、黒いマント姿にツギハギの顔の天才無免許医師ブラック・ジャック。法外な料金を代償に、様々な怪我や難病を治療してゆく人間ドラマである。

本作は20ページ前後の>>>この記事の続きを読む
posted by abelu at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

『火の鳥』は、手塚治虫著の漫画

火の鳥(不死鳥)をモチーフにした一連の作品からなっている。

240px-Hinotori_takarazuka.jpg手塚治虫が漫画家として活動を始めた初期の頃から晩年まで手がけられており、手塚治虫のライフワークといわれている。 古代から超未来まで、地球(主に日本)や宇宙を舞台に、生命の本質・人間の愚行・愛が、手塚治虫自身の思想を根底に壮大なスケールで描かれる。ストーリー漫画の極みともいえるこの作品に、多くの漫画家が衝撃を受けた。

最初に連載されたのは1954年(昭和29年)、学童社の『漫画少年』の「黎明編」(後に『COM』に連載されたものとは違う)だったが、学童社はその後約1年ほどでつぶれてしまい、この「黎明編」は未完に終わった。 その後、「エジプト編」・「ギリシャ編」・「ローマ編」が『少女クラブ』に連載され、それ以降の作品は、『COM』、『マンガ少年』、『野性時代』に連載された。

『COM』以降の作品は、過去と未来が交互に描かれ、だんだん現代に近づいていくという構成になっており、最後は現代を舞台とした物語になるはずだった。各編はハッピーエンドに終わることは少なく、主人公たちは悩み、苦しみ、闘い、運命に翻弄され続ける。

いずれは『鉄腕アトム』等の代表作と繋げていく予定だったらしい。万物は輪廻するという考えが作中に見られるが、後半に進むにつれその設定をかき消してしまっている。理由は不明。「太陽編」もカットされた部分に輪廻という要素が見られた。


posted by abelu at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『アドルフに告ぐ』は、手塚治虫の漫画作品。

第二次世界大戦前後のドイツにおけるナチス興亡の時代を背景に、「アドルフ」というファーストネームを持つ三人の男達(アドルフ・ヒトラー、アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル)の人生を描いた物語。

>>>この記事の続きを読む
posted by abelu at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ブラック・ジャック」(受け取った金の使い道 )

治療費の使い道に関しては「無免許医は医療器具を正規ルートで買えないので必要経費が高くつくのではないか」との説がある[29]。作中でBJは自分のメスを名高い刀匠に作ってもらっており、数千万円の報酬を渡している。さらに、ガラス製のメスや緊急手術の為の閉鎖型透明テント(絶縁体製で「ビニールケース」と呼ばれている)、オリジナルの人工心臓など特殊な器具も多数所有している。 作中で判明している物では、以下が挙げられる。

・母親がらみ(過去の事故の復讐)
・自然保護(島嶼の買い取り・島は自分の観護をしてくれた人の墓になっている)
・本間丈太郎がらみ(本間血腫を治すための人工心臓の開発)
・自分に親切にした人への恩(無実の罪で捕まったときに助けてもらった人を数十億使って治した)
・老人ホームの維持(ダイアモンドの話でそれを寄付しないかと言う描写がある)
posted by abelu at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ブラック・ジャック」高額の手術料金の理由とは?

高額の手術料金を要求するのは、無免許であることと併せて、作品を面白くする為の設定と思われる。BJと言う名前から連想されるとおり、異端児であるが独自の倫理観を持つという主人公の二面性をこの2点で表現しているといえる。

義賊の如く「金持ちには高額な治療費を突きつけるが貧しい人には治療費をとらない」といったことはなく、>>>この記事の続きを読む
posted by abelu at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

「ブラック・ジャック」BJが無免許である理由

劇中では明確に示されていない。

執筆の背景には、少年チャンピオン編集部から劇画っぽさを要求された手塚が、黒マントや初期のニヒルな性格、残酷描写など劇画の影響を受けたキャラクター造形にしたことが指摘されている。かつての貸本劇画には黒マントをまとった殺し屋が定番であった。BJをアウトローになった理由は劇画を取り込んだからだというのである[27]

しかし、長期連載になるにしたがい、無免許であることに理由が必要となり、以下の様な理由がつけくわえられた。

肩書きやルールに価値を見出さない
>>>この記事の続きを読む
posted by abelu at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

手塚治虫に対するいろいろな評価

全体的な評価
手塚治虫は、余りに後世への影響が大きく多面的であるため、評価がまだ定まっていないと言える。

日本文化史的観点からはこれまでの美術、音楽、文学などに匹敵するほどの巨大なジャンルとなった文化「漫画」を一代で築いたと言え、文化史的偉業を成したごく僅かな人間であるが、現時点でも漫画自体の評価がまだ高いとは言えず、また実際作品が手塚レベルの漫画家がわずかしかその後も出現しておらずそこまでの認識には一般的に至っていない。

作品自体が国民の少年から大人まで読める幅広いジャンルにわたり多くのヒット作、秀作を作り出しており一個人の人間から出現した芸術作品の量としては極めて大量かつ良質である。

手塚の出現前と現在の日本社会における漫画産業の多さ、読者の多さ、作品の幅の広さ、質の高さを見れば手塚は単なる作家ではなく千利休、観阿弥・世阿弥など日本史上の文化創業の偉人と十分に張り合い評価されるべきである。一方一部での高い手塚への評価を逆手に多くの漫画ファンが過大な漫画作品や漫画家の評価をしているが、実際に手塚レベルの人間の思想や心情を表現できている作家はほとんど居ない。

アニメーションは漫画に比べると創業者としての評価が主体で作品自体が完成の極みに至ったとは言い難い。のちの大友や宮崎が本人の意思を継いだかは別として文化史的には完成に導いたと言える。

日本の漫画の創業者であることの評価

開高健は、1964年に『マンガの神様手塚治虫』という文を発表しているが、開高健の時にはその呼称はあまり普及しなかった。手塚をマンガの神様と呼ぶのは、手塚の作品『がちゃぼい一代記』(1970年)の登場人物、マンガの神様にちなむ。この作品は雑誌掲載後しばらく日の目をみなかったが、1977年に単行本『紙の砦』に収録された。同年12月、久里洋二、犬塚進らが相次いで手塚を神様扱いする言及を行い、その後、手塚を指す呼称として普及した。

この作品中で、手塚は、マンガの神様が自身に乗り移ったという表現をしている。密度の濃い作品を40年以上の期間にわたって大量に残している点で余人の追従を許さず、これが「神様」と呼ばれる所以と見る向きもある。
手塚はこの呼称を好まなかったが、自作中の登場人物の名でもあるため、マンガの神様だと呼ばれても積極的に否定はしなかった(かわりに、自分がマンガの神様なのではなく、マンガの神様が自分に乗り移ったのだ、という意味の弁解を何度もしている)。

作品に対する評価

手塚自身は下記のような歪んだヒューマニズムをPTA的な評価として誤解を受けやすくまた本人もそれを嫌った。初期の少年少女ものから後期の「アドルフに告ぐ」や「陽だまりの樹」までの作品を見てみれば、ストーリーの簡単で分かりやすい作品から、非常に綿密な作品まであり、出現する人間たちは思想や心情に非常に富んだ多数の人間が出現している。例えばアドルフに告ぐでは大日本帝国、ナチスドイツ、在日外国人、特高警察などの人間が、それぞれの社会背景を持ちつつ、個人としての感情や思想をもち、それらのキャラクターが自然な形で言葉を語り激情しぶつかり合う姿が描かれている。この様なレベルまで人間を掘り下げてしかも自然に描いた漫画家は残念ながらほとんど居ない。現在でも大作と言われている漫画やアニメはほとんどは背景設定のみ複雑であり登場する人間は実に単純でステレオタイプである。ヒューマニズムと勘違いされる手塚の作品からにじみ出ているものは実際は人間のドラマでありそれは実際には人間の思想や価値観や心情の種類は無限にありそれらが複雑に絡み合って人間がドラマチックに生きていくことが描かれている。

ヒューマニズム作家としての評価

没後、マンガの神様という呼称が一人歩きし、神格化されるようになった。作品もヒューマニズムの側面ばかり強調されるようになり手塚に対する一面的な美化が行われた。実際には作品の中では非常に多くの思想や信条、感覚、心情を持つ人間が登場する。話の展開も決してヒューマニズムが主体ではなく、人間や社会への絶望感や厭世的な意識、虚無的な要素も濃厚に伺える。人間的にはヒューマニズムの塊のような人物ではなく、もっと人間臭い人、神経質な人だったと言われる。手塚自身、自らがヒューマニストと呼ばれることを極端に嫌っていた。インタビューでは「自分は、そのへんのニヒリスト以上の絶望を持って仕事をしている……はっきりいえばヒューマニストの振りをしていれば儲かるからそうしているだけで、経済的な要請がなければやめる」と強い皮肉を込めて断言している。

多作であったことへの評価

多作のため作品の出来ばえに少々むらがあるが、密度の濃い作品を40年以上の期間にわたって大量に残している点で余人の追従を許ない。現代の漫画家の多くは、原案、ストーリー展開、作画作業など、多くの部分を自己が抱えるスタッフや雑誌編集者と共同で行っている。手塚の場合、作画などはプロダクション形式で行っていたが、アイデアやストーリーはほとんど自分一人で練り上げていたらしい。手塚の作品ほどのストーリー性の濃い漫画を、月産100ページ超も生み出す漫画家は現在ほとんどいないと言われる。実際に多くの漫画家はアイデアを出すことに多くの時間を費やし、ネームを作るのに精神的な重圧を感じるほど苦しむ。しかし、手塚はある中堅漫画家との会話で「ネームを描くのに苦労して…」と言われると「え? なんで?」と返したというエピソードがあるほど発想に満ち溢れた人間だった。しかし、手塚治虫といえども編集者から度々ネームの修正依頼が掛かり、苦心もしていたようだ。

国家からの評価

現時点では勲三等瑞宝章叙勲に留まっている。亡くなった後に、麻生太郎から国民栄誉賞の推薦があったが、「漫画家授与の前例がない」などの理由で授与は見送られてしまった(冨樫義博も『幽☆遊☆白書』単行本の袖で「そんな事をしたら“辞退させてくれ”と彼が化けて出るだろう」と述べている)。後に漫画家としての国民栄誉賞受賞は1992年に「サザエさん」で知られる長谷川町子への授与によって前例ができることとなる。

歿後の再刊行

2003年から約2年ほど彼の作品だけを集めた雑誌「手塚治虫マガジン」がKKベストセラーズから刊行されたこともあるが、部数の関係上、無期限の休刊となった。後にこの手塚治虫マガジンプロジェクトは2007年になり、「自分が編集長」となって数ある手塚作品の中から自選した作品を収録できるという非常に珍しい試みを採って「手塚治虫O(オンデマンド)マガジン」として復活することとなる。
余談だが、藤子・F・不二雄作のドラえもんのある話[3]では「一人だけの漫画雑誌なんて聞いた事も無い」と言った発言が載っていたことがある。
posted by abelu at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

手塚 治虫(てづか おさむ)さんは初期のみおさむしと読ませていたらしい

手塚 治虫(てづか おさむ)。初期のみおさむしと読ませた。本名:手塚 治、1928年(昭和3年)11月3日 - 1989年(平成元年)2月9日)は、日本の漫画家、アニメーター、医師。大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。医学博士の学位を持つ。戒名は伯藝院殿覚圓蟲聖大居士。日本のテレビアニメの先駆者、漫画の神様と呼ぶ者もいる。

医学生時代から、漫画家として活動を始める。漫画家という職業が社会的に評価が大変低かったこともあり、医師との二足のわらじをはくことも考えたが、母の「好きなことをやりなさい」ということばで専業漫画家の道を選んだエピソードは有名。ただしこの他に、担当教官に医者よりも漫画家に向いていると言われた、血を見るのは苦手だった、などといった話も伝わっている。

1947年に発表した『新宝島』は、漫画に映画的スペクタクルな表現を導入した先鋭的な作品で、藤子不二雄、石森章太郎(後に石ノ森章太郎)ら後進に極めて大きな影響を与え、現代日本における漫画・アニメの基礎が築かれるなかで大きな役割を果たした。

風貌や実績から温厚で人格者というイメージがあるが、石ノ森章太郎や大友克洋ら若い才能に対し、敵愾心を燃やす一面を見せたとも言われている。その他、いかにも漫画的・人間的なエピソードが紹介されることもある。

松本零士など後進の漫画家などの客人に、いたずらでチョコレートうどんを食べさせたことがある。
締切前に担当編集者の目を盗み、映画鑑賞のためなどと称して度々逃亡している。阿蘇山にまで逃げたことがある。
深夜、「メロンを買ってこなければ続きを描かない」などと担当編集者に無理難題を言い出した(当時、コンビニエンスストアなどは無かった)。
寝ているところを編集者に叱責されると、「寝ていたのではない。横になって疲れをとっていただけだ」と言い張った。
上記のように、担当の編集者からすれば目に余る行動も多かったらしく、当時の担当編集の中には手塚の人間性を厳しく糾弾する例も見られたようだ。手塚は依頼された仕事をほぼ断らずに受けていたし、編集者たちも、新雑誌の創刊毎に「彼が誌面にいないと売れない」という理由でいくつも掛け持ちさせていた。
posted by abelu at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新宝島(手塚治虫の作品)

新宝島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『新宝島』(しんたからじま)は、1947年に手塚治虫が発表した漫画。原作・構成/酒井七馬、作画/手塚治虫。書き下ろし単行本(貸本漫画)。

登場人物
ピート
本作品の主人公。亡くなった父親の持っていた宝の地図を発見し、船長と宝探しに出かける。後に他作品でケン一少年として登場。
船長
ピート少年の父親の友人。船を操り、ピート少年と共に冒険の海へ。後に他作品にブタモ・マケルとして登場。同年『火星博士』でもケン一少年とコンビを組むが、酒井七馬のクレームにより同作品をもってコンビ解消となる。
犬(パン)
ピート少年に船の中(リメイク版では道路)で拾われた犬。リメイク版では実は妖精という設定で、「パン」という名前も付けられている。
ボアール
片手片足の海賊。昔、ワニザメと格闘した際に片輪に。後に『バンパイヤ』で片足の警官隊長として登場。『ブラック・ジャック』の「青い恐怖」ではピート少年と親子役で共演している。
バロン
20年前に船が難破し、島に流れ着いた際にチンパンジーに育てられる。今では密林の王者に。動物を巧みに操る。

詳細はこちら
posted by abelu at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

【手塚治虫シリーズ】 『ブラック・ジャック』は、1973年(昭和48年)から1983年(昭和58年)にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された手塚治虫の漫画作品

『ブラック・ジャック』は、1973年(昭和48年)11月19日号から1983年(昭和58年)10月14日号にかけて『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載(1979年(昭和54年)以後は読切掲載)された手塚治虫の漫画作品。医療漫画の元祖かつ金字塔とみなされている。また、その作品に登場する主人公の医師のニックネームである。

主人公は、黒いマント姿にツギハギの顔をもつ天才無免許医師、ブラック・ジャック。彼が法外な料金を請求した上で、様々な怪我や難病に立ち向かい、治療してゆく物語である。

本作は20ページ前後の一話完結型のオムニバス作品で、主人公のブラック・ジャックにまつわる話はもちろんのこと、当時の医療現場の現状、依頼主なり患者なりただの通りすがりなり主人公にかかわった人物たちの悲喜劇も取り扱っている。そのためブラック・ジャックは、必ずしもすべての話で活躍するわけではなく、ごくまれに話のどこかで登場するだけの役であったりもする。

BJの性格・人柄や畸形嚢腫(きけいのうしゅ)から生まれたピノコの愛らしさや色っぽさ(?)やドクター・キリコなどのキャラクターの魅力もあり、単行本はロングセラーになり、テレビドラマ化やOVA化、舞台化が頻繁にされている。

本作はリアルで時にグロテスクでさえある手術場面などが描かれ、医学的リアリティを感じさせる一方、大胆な「空想」も織り交ぜられているが、これは手塚の作劇術の一環である。現実にはあり得ない架空の病気も登場したほか、BJやピノコの「つぎはぎ」設定も当時どころか21世紀初頭での医療技術をも大きく超えている。果ては感情を持ったコンピュータや宇宙人、幽霊を手術するといったエピソードもあった。自身が臨床経験は乏しいとはいえ外科医であった手塚はこれらの描写が医学的には空想であることを承知の上で、医学的事実よりも物語作りを優先したものと考えられる(別作品『ミッドナイト』では、人間の脳を交換する手術を行ったことについてブラック・ジャック本人に「その様な事は漫画だから可能だ」と言わせている)。コンピュータや宇宙人に対する手術のエピソードを例にとれば、コンピュータや宇宙人に仮借して異文化理解を表現した、センス・オブ・ワンダーを追求した、読者の興味を引きたかった、あるいはその全てなど、手塚の意図は様々に解釈できる。

一方で劇中で治療困難な症例として扱われているものが、実際には当時の医療技術でも治療できた症例であるという指摘もいくつかされている。これについては、手塚が現役で医学に関わっていた昭和20年代の知識で執筆した結果だと思われる。また現役の医師からは手術の手順や名称などの間違いを指摘する声もあり、臨床経験の無さだけでなく、裏づけを取らずに執筆した手塚への批判もある。


 続きはこちらで





主な作品紹介

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス(企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
javascript:editor1.setTextAlign('center');
中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)
posted by abelu at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

【手塚治虫シリーズ】 『三つ目がとおる』(みつめがとおる)は、週刊少年マガジンに1974年から1978年3月まで連載された、手塚治虫の少年漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品です。

『三つ目がとおる』ストーリー
古代の人類「三つ目族」の末裔で自称「悪魔のプリンス」写楽保介(しゃらくほうすけ)が、親友の和登千代子(わとちよこ)と共に、様々な事件を解決(自分で起こすことも)していく伝奇SF漫画。超古代文明など1970年代のオカルトブームが反映されている。

ストーリーの魅力として、現存する遺跡の謎を手塚治虫独自の発想にて写楽に謎解きをさせていくと言うところがある。例えば、酒船石は、現在では庭園の水を分配するものと考えられているが、薬を作った物と考察するなど結構真面目な側面を持った展開も登場する。

物語にはしばしば三つ目族の古代遺跡や遺物が登場する。すでに失われた文明が残した謎の遺跡に写楽が挑み、その全貌を解明する。難解な古代文字を解読し、自作のマシンで写楽が活躍する様は痛快無比。アリゾナ・イースター島・メキシコなど舞台は世界へと広がる。

サイドストーリーとして写楽が通う中学での学園ドラマもあり、幼稚でいつも皆にいじめられる写楽が三つ目になって反撃する様は、同年代に週刊少年チャンピオンで連載されていた『魔太郎がくる!!』に通じるものがあった。学校に登場した教師や生徒が写楽のライバルとなり、後に大きな事件へと発展することもしばしば。


登場人物
写楽保介(しゃらく ほうすけ)
本編の主人公。額に眼球のような感覚器官を戴く三つ目族の最後の生き残り。

和登千代子(わと ちよこ)
写楽の親友で、三つ目の写楽が心を許す数少ない人物。

犬持医師(けんもち)
写楽の養父で医者。写楽には普通の男の子として生活して欲しいと願っている。三つ目の写楽も犬持を父親として認めている様子。

須武田博士(すぶた)
大学の考古学教授。犬持の親友で、古代文明の研究をしている。考古学資料のためには金も命も惜しまない子供のような性格。そのため写楽を使い度々事件を起こす。

雲名警部(うんめい)
ベートーベン似の刑事。なぜか写楽がらみの事件をよく担当する。なかなかのキレ者だと思うのだが、ほとんどヘタレ扱い。自称「捜査界の学聖」(楽聖のもじり)。但しバイオリンは弾けない。

ヒゲオヤジ
写楽が住み込みで働いている中華料理屋「来々軒(らいらいけん)」の店長。江戸っ子風の熱血漢で自称「バカ田大学出」だが、意外と機転が利く一面を持つ。

 続きはこちらで





主な作品紹介

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
javascript:editor1.setTextAlign('center');
中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)

posted by abelu at 17:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

【手塚治虫シリーズ】人間に育てられた白いライオンの子・レオの成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた長編マンガ「ジャングル大帝」の紹介

アフリカ、赤道直下のジャングル地帯。そこにジャングルの王・白いライオンのパンジャがいました。

しかしパンジャはハンターに殺され、その王女は、動物園へ送られる途中の船の中で、王子を産み落します。

王女はその子をレオと名づけ「アフリカへ帰り、父のあとをついで王になりなさい」と言いきかせて船から逃がします。

そのあと、あらしで船は沈み、王女は死んでしまいました。
やがてレオが流れついたのは、アフリカではなく、アラビア半島の港町でした。レオはそこでケン一という少年にひろわれて育ちます。

それから1年後、月光石というエネルギー原石を調べるための調査団が、アフリカにある幻の山・ムーン山へと向かうことになり、ケン一とレオもそれに同行することになりました。

初めてアフリカのジャングルを見たレオは、そのやばんな殺しあいの世界をきらいます。

しかしやがて自信をとりもどし、弱い動物たちを守る動物王国を建設して、りっぱなジャングルの王者として成長していくのでした。


『鉄腕アトム』と並ぶ、手塚治虫のもっとも有名な代表作です。
それまで大阪の出版社で単行本を中心に執筆をしていた手塚治虫が、活動の中心を東京の雑誌へと移すきっかけになった、初の本格的な長編連載作品です。

しかし、掲載誌「漫画少年」を出していた学童社からは単行本が2巻しか発売されず、長い間、未完のままとなっていました。
その後、単行本として刊行されたものは、幼年向け雑誌「ディズニーランド」に連載されたリメイク版をもとにして、手塚治虫自身が描きなおしを加えたものが元になっています。
さらにその後も、手塚治虫は単行本化のたびに描きなおしを加えていたため、『ジャングル大帝』の単行本には、内容の違ういくつかのバージョンがあります。

 続きはこちらで





主な作品

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

[編集] OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
javascript:editor1.setTextAlign('center');
中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)

posted by abelu at 10:20| Comment(0) | TrackBack(2) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

【手塚治虫シリーズ】手塚治虫に関連したプロダクションと主な手塚治虫作品の紹介


手塚治虫に関連したプロダクションとしては、当時、手塚本人が社長を務めていたアニメ制作会社の虫プロダクションとその子会社の虫プロ商事があり、

* アニメは虫プロで、
* 漫画は手塚プロダクションと、

業務を切り分けるために創設されたとされる。当初は、手塚の漫画のアシスタントの給料計算や、漫画の版権管理などを行うのみで、アニメ制作などは虫プロに任せ、行わないことになっていた。

虫プロダクションは当初、手塚治虫作品のみのアニメを制作していたが、アニメ化可能な作品はそれほど多くなかっため、1960年代後半以降、手塚原作でない作品もアニメ化するようになった。手塚作品のアニメ化がほぼなくなった1971年(昭和46年)に、手塚は虫プロダクション社長を退任した。

この頃、手塚プロダクション内部にもアニメーション部門が作られ、アニメの制作が開始されたが、当初は虫プロダクションの下請け的活動が主で、このほかには企業宣伝用の超短編作品が数本とテレビシリーズ版『ふしぎなメルモ』(1971年放映開始)が制作されていた。

しかし、1973年(昭和48年)ごろ、虫プロ商事及び虫プロダクション内部で紛争が起こり、後に大規模な労働争議に発展した。制作費の高騰や劇場版映画の興行的失敗も重なり、虫プロ商事、虫プロは1973年に相次いで倒産した。しかし、業務内容を切り分け、資本的にも独立していた手塚プロダクションは倒産を免れた。

虫プロがなくなると、手塚プロダクションが独自に手塚治虫作品を原作としたアニメーション番組・映画を制作するようになった。

なお、虫プロダクションは倒産後、新社で復活した。このとき、倒産前の旧虫プロダクション製作作品の版権は手塚治虫から新虫プロに譲渡されたため、この後ビデオソフト化されたモノクロ版鉄腕アトムなどについては、原作の版権管理者として手塚プロダクションのクレジットが入り、さらにアニメの版権管理者として虫プロダクションの名が入るという形になっている。



主な作品

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

[編集] OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
javascript:editor1.setTextAlign('center');
中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)



 続きはこちらで

posted by abelu at 09:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

【手塚治虫シリーズ】「アトム」はスラングで「おなら」を意味する為、英語圏では「Astro Boy」(直訳すると「宇宙少年」)と改名された??


* 「アトム」はスラングで「おなら」を意味する為、英語圏では「Astro Boy」(直訳すると「宇宙少年」)と改名された(この説は、手塚自身が好んで喋った事から事実として定着したが、アニメ版がアメリカに進出するに当たって、実は既にThe Atomという名の少年が活躍する児童向け作品[漫画又は小説?]が存在した事から、著作権を巡るいざこざを回避したのが真相ではないか、との考察もある。

英語版Wikipedia(en:Astro Boy)では、アニメ第1作をNBCテレビが輸入した際に、既にDCコミックス(en:DC Comics)が同名("Mighty Atom")のヒーローコミックを刊行していたためと記載されている)。

* 本作の背景には、手塚が進駐軍の兵士に理由も無く、袋叩きにされた経験があると言われている。

* 原作漫画「アトム今昔物語」を読むとアトムの開発費は1000万ドル(漫画連載当時は金本位制で1ドル360円)。単純に計算すると総製作費36 億円であるが、これを平成18年現在の貨幣価値に換算すると720億円相当となる。アトムの開発期間は2年間なので年間360億円の巨費が投入されたという事になる。

*  アニメ第1作の人気が絶頂だった時期に「あれは名声と欲望のために描いているのだ」という自虐的な評価をエッセイで記している。手塚としては、 1雑誌連載作品に過ぎない「アトム」が自らの代名詞のように扱われ、しかもアニメ版はオリジナルのストーリーによって原作から遊離しているという意識があった。また、同時期に「いい子」「正義の味方」であるアトムに対する批判が青年層以上の論者から出ていたことも影響していたとされる。それ以前にもアトムが作中で何度となく破壊されていることに、手塚のアンビバレンツな感情を見る向きもある。

*  上記のような状況で執筆されたのが、アトムが人間に反旗を翻す「青騎士」のエピソードであった。その後虫プロ倒産を経て、「アトム」を自らの代表作の一つとみなすことへのわだかまりは薄くなったとみられる。1975年から刊行されたソノラマコミックス(朝日ソノラマ)の単行本では、各作品の簡単な解説漫画を付している。この中で「青騎士」については、周囲の意向もあって執筆したが、今はそれを後悔しているという見解が述べられた。





* 1996年4月10日〜6月26日日本テレビ系列で放送された『竜馬におまかせ!』内で「竜馬の寝癖を見て驚いた人が日記に竜馬の肖像画を書きとめ、その日記を昭和になり発見した少年が肖像画をヒントにアトムを産み出した」という描写があり、十分な弁解がなかったために、当時の小学生の間にその噂が流布した。

* 作者・手塚治虫により、完成した作品もしばしば加筆修正され、版によってプロットや細部が変っていったのは有名だが、「鉄腕アトム」のエピソード『地上最大のロボット』も、「プルートゥとボラーの製作者が同一人物」というオチは光文社「少年」誌掲載時には元々なく、実は書き直しにより成立したプロットである。



 続きはこちらで

posted by abelu at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【手塚治虫シリーズ】懐かしのアニメーション「鉄腕アトム」が生まれた背景は?

鉄腕アトム」は1951年の漫画『アトム大使』に脇役で登場したところ、主役(大目タマオ)をしのぐ人気となったので、アトムを主人公として設定を少し変更した上で描かれたのが本作です。

『アトム大使』は、私たちの住んでいる「地球」ではない、もうひとつの「地球」の人々が、その「地球」の大爆発で母星を失い、宇宙を放浪していたところ、わたしたちの「地球」に着いたが、どちらの地球人もよく似ており、はじめは友好的関係を保って生活をした。

しかし、食糧問題などを心配した「もともと地球に住んでいる地球人」が「宇宙を渡ってきた地球人」と対立(反対派頭目は天馬博士)。

「地球に住む地球人」のロボットであるアトム(天馬博士のロボット)が間を取り持つ事で対立は収まり(天馬博士は自分の作ったクスリでゴミのように小さくなってしまう)、地球人と宇宙人は半分ずつ金星に飛び立つという物語。 なお、最後にお礼として、アトムは「宇宙を渡ってきた」地球の人々から大人の顔を貰う。

原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した息子、天馬飛雄に似せて作られた(当初は、アトムもトビオと呼ばれていた。



「アトム」と名付けたのはサーカスの団長)。トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間の様に体が成長しない事に気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう(ただし、アニメ第2作ではアトムが天馬博士と客船に乗っていて一人になった時、悪徳サーカス団長に騙され、サーカス団員として契約書に署名させられて拉致されるという設定である)。

やがて感情を持つロボットに対し、人間と同じ様に暮らす権利が与えられる様になると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされる様になる。学校での生活は、同級生達と紆余曲折しながらも仲良くやっている。

性格は絵に描いたような「良い子」。真面目で素直で正義感が強いが、時にロボットである自分に苦悩や葛藤することも多い。

* 誕生日の4月7日は鉄腕アトムの連載が始まった「少年」の発売日であった。原作では、「ミーバの巻」(1966年9月号〜12月号)などに誕生日についての記述(ミーバの巻では天馬博士のセリフ)がある。

アトムは7つの力を持っている。内容は以下の通りである。多少バリエーションがある。

1. 核融合ジェット噴射により最大マッハ5で空を飛ぶ(→マッハ20との記述も有り。宇宙空間では核融合ロケットに切り替わる。)
2. 60ヵ国語を自由に話す(→漫画連載開始当時、国連に加盟していた国家の数である。但しその当時日本は加盟していない)
3. 人間の善悪を判断できる
4. 聴力が1000倍(→10万倍との記述も有り)になる
5. 眼がサーチライトになる
6. お尻からマシンガン(厳密に言えば電磁投射砲の一種)を発射する(→原作のうち子供用に描かれているものの一部(小学二年生版)と、カラーアニメ版と平成アニメ版では指先からレーザーブラストが出ることになっている(平成アニメ版での名前はフィンガービーム)。更に平成版では、左腕がアームキャノン(荷電粒子砲の一種)に変型する。
7. 10万馬力(後に原作では100万馬力に強化:「地上最大のロボットの巻」にて)

* その他:電子頭脳(CPU)の記憶容量は15兆8千億ビット。身長135センチ、体重30キログラム。 


なお、物語の中では苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムは手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録(世帯主はお茶の水博士)され市役所の前でアトムの特別住民票が配付された。

アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。

アニメや原作が終了すると人気が低迷するキャラクターが多い中、アトムは世代を超えた人気キャラクターとなっている。

 続きはこちらで

posted by abelu at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

手塚治虫さんのアニメーションシリーズをご紹介します。 まずは、「火の鳥」です。

『火の鳥2772』は、手塚治虫の代表作の一つ『火の鳥』シリーズの映像化作品の一つで、1980年に公開された手塚の原案・構成・総監督による劇場用アニメーション映画。副題は「愛のコスモゾーン」。
手塚氏自らが映像化したのが唯一『火の鳥』なのです。


ストーリー

22世紀のはじめ……

世界が統一されて地球連邦となり、極度に合理化された未来社会−そこは元老院に属するひとにぎりのエリート達によって支配される世界だった。

人間は人口過剰を防ぐため、限られた人数だけが試験管ベビーとして生まれ、一人一人がコンピューターの精密な適性検査によって将来の仕事を決められ、専門教育を受けて育つ。育児ロボット・オルガに育てられ、宇宙ハンターとして成長したゴドー・シンゴもそんな一人だった。

宇宙ハンター訓練所で射撃の腕を教官のボルカンに見込まれて、特訓を課されるが、そのいずれにもゴドーは優秀な成績をおさめた・・・生きた宇宙人を使った射撃訓練以外は。ボルカンに叱責されても、彼はおびえている宇宙人を目の前にして、銃の引き金を引くことができなかった。手本と称して宇宙人達を粉々に撃ち砕くボルカン。その夜、悪夢にうなされるゴドーの心の中に非情な管理体制に対する反発が芽を出し始めていた。彼を理解しようとするオルガ。翌朝、訓練所の前でゴドーとボルカンが衝突した時、オルガの心の中に今までにない感情がわき起こった。次の瞬間、ボルカンの乗った車を高くさし上げて、走り出し、橋の欄干に置いてきてしまった。

ある日ゴドーは科学センター長官のロックに特別任務として謎の宇宙生命体2772の捕獲を命令される。見返りとして、街の外へ出る許可をもらうゴドー。初めて見る海や花に「きれいだ」と心動かされるが、自分の身分では許されない罪を犯すことになるとは知るはずもなかった、まして、そのことでオルガが一人、心を痛めるとは……。

ゴドーはロックの許婚である上流階級の娘レナと恋愛事件を起こし、罰としてアイスランドの強制労働キャンプへ送られてしまう。キャンプは非常に過酷な環境だった。そこで出会った奇妙な老人、サルタ博士は政府に批判的な言動をしたかどでキャンプ送りになったのだった。

サルタにより、地球が亡びかけていることを知ったゴドー。彼がロックに捕獲するよう命令された宇宙生命体2772、つまり"火の鳥"は、宇宙生命のすべてにかかわるエネルギー体で、サルタは火の鳥の生き血を元老院がひとりじめにしようとしている、自分は世界中の人間、生き物にそれを分析してわけあたえてやりたいと言うのだった。

サルタの言葉にうたれたゴドーは、協力することを申し出た。そこにはゴドーの居場所を知ってやって来たオルガも、レナのペットだった留学生の宇宙人ピンチョもいた。大地震の混乱に乗じていっしょにスペース・シャーク号を奪うことに成功、伝説の火の鳥を捕まえ、地球を救うべくはるか広大な宇宙へ飛び立った!




作品紹介
漫画を原作とした他の『火の鳥』の映像と違って、永遠の生命を持ち、その生き血を飲んだ生き物が不老不死になれる火の鳥を狂言回しにした共通したテーマを持ちながらも、漫画の未来の部分をひとまとめに総括したともいうべきオリジナルストーリーによるアニメ映画となっている。広告で「スケールの大きなストーリー展開と奥深いテーマを味わうことが出来る、 手塚アニメの総決算とも言える内容」と評されていた。

この作品はフルアニメーションに挑戦、キャラクターごとに担当者が描くキャラクターシステム、ロトスコープ、スリット・スキャンなど当時の最新技術の導入、オープニングの火の鳥が飛ぶシーン、映画の最初の方に出てくる主人公ゴドーと女性型育児ロボット、オルガが乗ったリニアカーをひたすら追う都市の大俯瞰の光景、強制労働キャンプでの群衆シーンなど見所が多い。また、昔の映画に出てくる、白地に黒文字のタイトルが手塚には鮮烈で、それを一度やってみたく思い、『火の鳥2772』でそうした、ということである。

手塚が「スーパーマン」という雑誌の1979年の正月号で小野耕世との対談によると、小野が手塚のSF漫画「旋風Z」に出てくるジェットに変身できる母親ロボットがとても好きで、「あれ、イメージとしてすごく楽しくて、新しいですよ。手塚さん、何とかアニメに使えないですか」と言ったのがオルガの誕生のきっかけだったという。また、昭和初期の海野十三のSF小説、『地球要塞』に出てくるアンドロイド、オルガ姫からの影響もあるようだ。オルガはジェットや車などに変身できるが、後半に出てくる火の鳥も変幻自在に変身でき、手塚の変身願望(あるいは変形願望)が全編にあふれている。

『火の鳥2772』でのバイタリティあふれる男性的な火の鳥は、市川崑監督の実写版の『火の鳥』のアニメの部分をアメリカに持ち込み、その反応から生まれたという。

ゴドーの名前には謎があるが、それについて手塚はとくに言及していない。手塚の漫画『七色いんこ』の"ゴドーを待ちながら"という話にオルガがゲスト出演しているが、ゴドーは出ていない。「ゴドーを待ちながら」とは、サミュエル・ベケットによる戯曲で、二人の男がただひたすらゴドーを待っているが、ゴドーはついに現われない、という話である。

一説には、作品の中に出てくる労働キャンプがソ連のシベリアの強制収容所と比較されて、ソ連の全体主義への批判があると言われている。さらに、世界が一つに統合された未来社会という設定は今問題となっているグローバリズムのなれの果てともとれ、重大な問題提起をしているようだ。

深刻なシーンが多い中、宇宙船スペース・シャーク号の中でオルガのためにピンチョ、クラック、プークスの宇宙人トリオが音楽を奏でるシーンは楽しく、ほっとさせる効果がある。

手塚には大きなこだわりがあり、この作品の狙いをファンタジーと言い、系列として『やぶにらみの暴君』(これは旧題で、現在の題名は『王と鳥』)に属するもので、SFとして評価されたくないと強調している。

この映画では、さまざまな形の愛が火の鳥を主軸として描かれており、手塚の分身とも言われるサルタと火の鳥の関係性、優しさと勇敢さを兼ね備えた少年が主人公であること、母性への賛歌など手塚らしさがふんだんに入っており、特にラストシーンでは母性の賛歌が象徴的に描かれている。

ラベル:火の鳥 手塚治虫
posted by abelu at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

【緊急】能登半島地震情報

能登半島沖地震 落差4メートル道路崩落、電柱まるで時計の振り子
3月26日8時0分配信 産経新聞

 道路はアメ細工のように上下に波打ち、1車線分が根こそぎ崩れ落ちていた。震度5強の揺れを記録した石川県七尾市中島町では、能登半島と金沢市を結ぶ大動脈「能登有料道路」で土砂崩れが相次ぎ発生した。

 七尾市街から車で約20分ほどの山林に囲まれた一角。県道と並行するように、約20メートル上の山の中腹を能登有料道路が走っている。県道から見上げると、真っすぐだったはずの有料道路はひしゃげ、アスファルトが波打っている状態に。土砂が崩れ落ち、斜面の途中にある30メートル四方の畑をのみ込み、なぎ倒された樹木が作業小屋を覆い尽くす。土砂は県道ぎわにまで崩れ落ち、約100メートル先まで続いていた。

 災害ボランティアとして金沢市内から駆けつけた測量会社勤務の男性(49)は「上で測ったら波打つ道路の山と谷の落差は約4メートルもあった。もし車が走っていたら大惨事だっただろう。想像するだけで身が震える」と話した。

 現場近くの集落に住む男性(70)は、近隣住民約60人と道路脇の掃除をしていて地震にあったが、「メラメラと地面が動き出し、土砂が下に向かって崩れてくるのがわかった。大きな縦揺れが3、4回あり、その後に横揺れがきた。電柱が時計の振り子のように左右に揺れていた」。揺れが収まってもしばらくは「酒に酔っているような感じだった」という。

 七尾市の別所岳パーキングエリアでは一時、バス4台、乗用車19台の計137人が取り残された。石川県警などによると、乗用車は道路を管理する県道路公社がパーキングエリア付近のガードレールを取り外し脱出、バスの乗客らも全員が徒歩で移動した。

 一方、志賀原発(石川県志賀町)では、臨界事故隠しが発覚した15日以降、点検などのため全2機が停止中だった。北陸電力によると、原発に設置された地震計は地震発生時、加速度226ガル(水平・垂直方向の合成値)を記録。原子炉を停止させる値を上回り、停止信号が出された。

 ライフラインにも影響が出た。石川県などで一時、約480戸が停電。同県能登町では町内各地で水道管が破裂し、全域で断水。自衛隊などの給水車が出動した。金沢市ではガス漏れもあった。

 国土交通省によると、能登空港の滑走路(長さ2000メートル)の全体に約10カ所の亀裂が確認されたほか、七尾港に隣接する道路に長さ20メートル、幅7センチの「地割れ」のような亀裂が生じ、液状化現象も見られた。

 石川県輪島市にある国指定の重要文化財「時国家住宅」の壁にも亀裂が入るなどの被害が出た。同県文化財課によると、時国家住宅は奥能登地方を代表するかやぶきの民家。江戸時代前期に建てられた建物で、壁に無数のひびが入った。

 富山県教育委員会によると、同県高岡市にある国指定の重要文化財「瑞竜寺」の大茶堂の白壁でも長さ約30センチのひび割れが見つかった。
最終更新:3月26日8時0分
産経新聞

緊急情報

3月25日の地震に関する被害の状況(石川県)
【平成19年 3月 26日9時00分更新】

1 人的被害・住家被害等(人、棟)
(1) 人的被害・住家被害(3月26日7:00現在)
金沢市 被害なし
七尾市 重傷者6、軽傷者64、全壊1、半壊1、一部損壊156
小松市 一部損壊3
輪島市 死者1、重傷者8、軽傷者52、全壊54、半壊137、一部損壊116
珠洲市 軽傷者1、一部損壊7
加賀市 一部損壊6
羽咋市 一部損壊8
かほく市 地盤沈下8
白山市 被害なし
能美市 被害なし
川北町 被害なし
野々市町 被害なし
津幡町 軽傷者1
内灘町 被害なし
志賀町 重傷者4、軽傷者11、半壊5、一部損壊調査中
宝達志水町 被害なし
中能登町 重傷者2、半壊2、一部損壊2
穴水町 軽傷者20、全壊12、半壊16、一部損壊37
能登町 重傷者1、軽傷者7、全壊1、半壊3
 計 死者1、重傷者21、軽傷者156、行方不明0、全壊68、半壊164、一部損壊335

(2)火 災 
  ・(なし)
(3)孤立者
  ・能登有料道路「別所岳サービスエリア」に取り残された132名については、17:20七尾市中島支所への移動完了

2 非住家被害
(1)教育施設(3月26日 7:00現在) 金沢市 一部損壊11、私立学校一部損壊3
七尾市 一部損壊15、私立学校一部損壊3、その他11
小松市 一部損壊2、私立学校一部損壊1
輪島市 一部損壊9、私立学校一部損壊2
珠洲市 一部損壊7
加賀市 一部損壊2
羽咋市 一部損壊1
かほく市 一部損壊1
能美市 一部損壊1
津幡町 一部損壊1
志賀町 一部損壊9、私立学校一部損壊1
中能登町 一部損壊4
穴水町 半壊1 一部損壊2
能登町 一部損壊8
 計 全壊0、半壊1、一部損壊73、私立学校一部損壊10、その他11

3 避難者数等(3月26日 7:00現在) 
七尾市 自主避難56人、避難所数6カ所
輪島市 自主避難2,214人、避難所数26カ所
志賀町 自主避難198人、避難所数6カ所
中能登町 自主避難3人、避難所数1カ所
穴水町 自主避難115人、避難所数4カ所
能登町 自主避難13人、避難所数1カ所
 計 自主避難2,599人、 避難所数44カ所
 金沢市、小松市、珠洲市、加賀市、羽咋市、かほく市、白山市、能美市、川北町、野々市町、
津幡町、内灘町、宝達志水町の13市町では、避難者は発生していない
 
4 その他の被害状況
(1)停電の状況(3月25日19:00現在)
        (輪島市7戸(倒半壊住家避難済み)参考:石川県内最大約11万戸停電)
(2)断水の状況(3月26日7:00現在 10,450戸)
         (輪島市5,500世帯、七尾市1,500世帯、志賀町2,900世帯、穴水町550世帯)
   ・対応状況 自衛隊への災害派遣対応中
(3)電話の状況(3月26日7:00現在)
          不通なし 輪島市役所に10台、門前支所に10台、諸岡公民舘に5台特設公衆電話設置
(4)道路の通行止(3月25日21:00現在)
  ・県 道 15路線22箇所   
  ・北陸自動車道 通行可能
(5)その他
○志賀原子力発電所(3月26日7:00現在)
     一時的な停電あったが電源復旧。使用済燃料プール水約45リットルが飛散したが全て回収済み。(22:10北電プレス済み)外部への放射能影響なし。
   ○七尾大田火力発電所(3月26日7:00現在)
     2号機自動停止。
○七尾国家石油ガス備蓄基地(3月26日7:00現在)
異常なし(12:35確認)
   ○金沢港石油基地(3月26日7:00現在)
全農No.5タンク 上部に油あり。金沢市消防局臨港消防にて対応済み。
   ○JR(3月26日7:00現在)
七尾線26日始発より全線運行再開、北陸本線25日20:20分から全線運行再開
   ○のと鉄道(3月26日7:00現在)
 全面運休中(代替バス運行)
5 県等の対応状況
(1)災害対策本部
(1) 県災害対策本部 3月25日12:30設置    25日10:45災害対策本部員連絡会議  25日21:15災害対策本部員会議  26日9:00災害対策本部員会議(予定)
 
A 市町災害対策本部(3月26日9:00現在)
     3市3町(七尾市25日10:00設置、珠洲市25日10:00、輪島市25日10:10設置、中能登町25日10:10設置、穴水町25日10:20設置、志賀町25日10:40設置)

(2)災害救助法適用 3月25日16:30適用
    七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町(3市4町)

(3)自衛隊災害派遣要請
    3月25日11:09(輪島市長からの要請を受け、救助のため陸上自衛隊に要請)
(4)緊急消防援助隊
    3月25日10:15  緊急消防援助隊派遣要請
13:30  消防庁ヘリ東京立川離陸
(総務省2名、部隊長2名、クルー8名)
         16:00  87隊346名が活動中
(5)政府調査団
    3月25日16:50頃 輪島市役所到着
(6)災害救助犬連合会
    輪島市門前地内に到着。待機後、撤収
(7)各部局における現在の対応状況について
  ・ 「避難施設一覧」
・ 「市町救援物資対応状況」
・ 「上下水道等の対応状況について」
  ・ 「災害廃棄物等の対応について」
・ 「警察署災害警備体制」
・ 「能登空港滑走路等の復旧について」
  ・ 「公共交通機関の運行状況」
  ・ 「健康福祉部報告項目」
・ 「農林水産部被害情報」
・ 「土木部所管災害報告」
  ・ 「学校の被害状況」
・ 「水道用水供給事業施設の異常」
  ・ 「25日の派遣部隊の成果及び26日の予定」

6 震度情報等の発表状況
(1)震度情報(震度4以上の主なもの)
3月25日 9時42分頃 マグニチュード6.9 震源の深さ約11km
   震度6強 七尾市、輪島市、穴水町
   震度6弱 志賀町、中能登町、能登町
   震度5強 珠洲市
   震度5弱 加賀市、羽咋市、宝達志水町、かほく市
3月25日 15時43分頃 マグニチュード4.3 震源の深さ約10km
   震度4  輪島市
3月25日 18時11分頃 マグニチュード5.3 震源の深さ約10km
      震度5弱 輪島市、穴水町
      震度4  七尾市、能登町   以下略
(2)津波情報
   3月25日 9時43分津波注意報発表、11:30解除
posted by abelu at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

邦画のシェアが21年ぶりに洋画を上回る

邦画のシェアが21年ぶりに洋画を上回る。06年国内映画動向 1月30日22時41分配信 eiga.com
1月30日、日本映画製作者連盟(映連)が、06年の映画産業諸統計を発表した。
邦画は100億円を超える作品はないものの、総計で前年比131.8%の1077億5200万円を稼ぎ、洋画は948億200万円。21年ぶりに洋邦のシェアが逆転し、シリーズものやリメイク頼りで低迷するハリウッドの姿が浮かび上がった。  一方、観客総動員数は1億6427万7000人で、05年の1億6045万3000人から2.4%増となった。また全国のスクリーン数も05年の2926スクリーンから、3062スクリーンへと増加した。
詳細はこちら

【管理人の一言】
日本のCG技術が向上したことが影響しているのかな。
上位は次
1. 「ゲド戦記」 76.5億円 東宝
2. 「LIMIT OF LOVE/海猿」 71億円 東宝
3. 「THE 有頂天ホテル」 60.8億円 東宝
4. 「日本沈没」 53.4億円 東宝


今回はこの辺で、続きは次回です。   これからも、ささやかな得々情報を発信していきますョ〜〜     どうぞご期待くださいませ(*^_^*)
posted by abelu at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
現在、このサイトは人気blogランキング■位です。
>>>>人気blogランキングへ

ブログランキングアップに参加中です。応援ポチッとお願いします(笑)
    ↓ ↓ ↓
banner2.gif

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。